てぃーだブログ › 海勢頭 豊 【YUTAKA UMISEDO】 › 曲玉はジュゴンのペンダント

2008年01月31日

曲玉はジュゴンのペンダント

まがたまは、曲玉とも勾玉とも書かれる。
曲玉はジュゴンのペンダント

斎場御嶽祭祀具の黄金の勾玉九州国立博物館のページ(ページを下ると、画像が見れます)

魏志倭人伝には句玉と記され、邪馬台国の女王が、人間30人、真珠5000個、そして句玉2個を、魏の王に貢ぎ物として贈ったとのことである。
 よほど高価なものに違いないのだが、しかしこのまがたまについては、歴史的に解明されていないのが現状である。
 この古代日本の謎を秘めた不思議な形のペンダントは、翡翠や瑪瑙や水晶などで出来ているが、頭に尾のついたような形の由来や起源についての納得が出来る説は、無い。

 まがたまが魔を避け、幸運を授かる物、そして物を腐敗させないパワーストーンとして、祭祀や権力者の権威付けに利用されて来た事は分かっている。
 しかしそれが、いつの時代の誰によって、何の目的を持って、日本国内はもとより、朝鮮半島や中国まで広がる事になったのか?
依然、学術的解明はなされるままである。むしろ前方後円墳のように「明かしてはならない物」として、学者たちは触れる事を恐れているのかもしれない。

 だが私は、ジュゴンを守らなければならない立場の物としては、まがたまの秘密を証さなければなるまいと考えて来た。そして答えは昨年10月8日、平安座島のシヌグ祭りに神人として参加した時に見つかった。
 もしかしたら曲玉はジュゴンの首飾り?と、ふと思いついたのであった。古代ヤマトの戦乱の世を非武の思想で統一し、邪馬台国の女王となったヒミコと琉球の世直し運動の時代(3〜4世紀)にリセットして考えると、曲玉は間違いなく、ジュゴンの非武のパワーを込めたものとなる。


曲玉はジュゴンのペンダント「サン」
※屋敷内に邪気が入り込まない様に立てられている。


ジュゴンは日本の古代語でサメと言う。沖縄の方言ではサンまたはザンと言う。神女達が芒の葉をクルッと巻いてサンを結ぶと、それがたちまち邪気を祓い清める鮮烈なパワーを持つことを、沖縄人なら誰もが知っている。
 その効能と全く同じなのが曲玉である。
 その昔、琉球=竜宮を訪ねたヒミコは、太陽信仰とともに竜宮神であるサメから非武の絶対平和思想を学び、世直しを行った。そして、海神であるサメすなわちジュゴンの化身として、豊玉姫、玉依姫の姉妹を神話にして国中に平和思想を広げて行った。その平和な国造りを補完する神器として、サメの真玉(まがたま)を作ったと考えられる。

 天皇家の保有する三種の神器の1つは「八尺瓊勾玉(やさかにの勾玉)」こそは、正しくヒミコの作った物ではなかろうか?
 八尺は2m42,4cmの大きさで、瓊(に)は赤。ピンクに光り輝く辺野古の海のジュゴンを模したと思ってよい。
 その日本神話の原郷である聖なる海を破壊する者は、恐ろしい事を覚悟しなければなるまい。

◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆

1月24日
米国カルフォルニア連邦地裁が、国防総省や米政府に沖縄辺野古のジュゴンを調査する様命じました。
関係各位、皆さんの努力に心から感謝申し上げます。
さぁ、なまかるやるど。

ジュゴン保護キャンペーンセンターより
沖縄ジュゴン訴訟についての声明

琉球新報の記事
沖縄タイムスの記事


タグ :ジュゴン


Posted by umisedo at 19:48│Comments(1)
この記事へのコメント
だいぶ更新していないブログのようですが・・・(^-^*)/コンチャ! 海勢頭 豊さんと一度だけRBCの楽屋でたくさんゆんたくしたことのある思い出があります。
その頃は僕が中学生。姉とTVのクイズとゲームの番組にでていて海勢頭 さんがゲストで出演していた時でした。それからにわかフアンになりそのころ大金をはたいてLP版のアルバムを買いました。非常に今懐かしく思いコメント書いちゃいました。まだまだご活躍ですね。今度ステージ見に行きます。
Posted by 真栄ちゃん真栄ちゃん at 2008年05月31日 13:14
コメントは管理人が承認後、反映することになります。
 
<ご注意>
書き込まれた内容は公開され、ブログの持ち主だけが削除できます。